第5回 2009.11 更新 |
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インフルエンザを発症した家族に対してどんな介護をしたらよいのでしょうか?介護される方は自分にも感染するのでは・・・と不安を感じる方もいらっしゃると思います。感染したご家族の回復はもちろんですが、家族内にそれ以上インフルエンザを広めないようにしなければなりません。今回は「インフルエンザと介護」をテーマに正しい知識や対処法について説明します。
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※平成21年11月26日現在の情報に基づいています |
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○介護の方法 |
1、手洗いの徹底
(感染予防の第一歩です) |
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2、患者さんと他の家族との接触を避ける
(食事などで全員が同じ場所に揃うことがないようにしましょう)
(患者さんと同じ部屋で就寝しないようにします。どうしても同じ部屋になる時は、患者さんから1m以上離れましょう。) |
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3、患者さんの介護は1人で行う
(患者さんのケアを行う人を限定します。基礎疾患がある人やその他の病気にかかっている人、年長者などにケアをさせないよう配慮しましょう。) |
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4、患者さんと接する時は「マスク」を
(ケアをする人がウイルスを吸入しないよう必ずマスクをしましょう) |
5、患者さんのいる部屋の換気をこまめに
(換気の時はウイルスの拡散防止のため、他の部屋との扉・戸を閉じておきましょう。) |
6、患者さんの使用したマスクやティッシュは、ビニール袋に入れて廃棄
また、患者さんの使用している部屋や物品などは消毒を行いましょう。
(ドアノブ、スイッチ、便座など)
※噴霧式の消毒剤はウィルスを拡散させる恐れがあります。
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7、インフルエンザ対策用品や食糧を準備
大流行などで外出できない場合に備え、防災用品に加えインフルエンザ対策用品(マスク、水枕、ゴム手袋、漂白剤、消毒用アルコール)をはじめ、長期保存可能な食糧を準備しましょう。 |
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○ポイント
インフルエンザに関しては、常に新しい情報が発信され続けています。今回お伝えした感染拡大防止のための情報をはじめ、気になる予防接種の情報など、詳しいことは以下のサイトなどをこまめに確認するようにしましょう。
■島田市のホームページ(新型インフルエンザ感染予防のお知らせ)
http://www.city.shimada.shizuoka.jp/kenkou/shidou/butainfuru.jsp
■厚生労働省(新型インフルエンザ対策関連情報)
http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
■静岡県(静岡県からの緊急情報)
http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/index.html#infuruenza
■WHO(社団法人日本WHO協会)
http://www.japan-who.or.jp/
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