第1回 2009.5 更新 |
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朝晩の寒さもやわらぎ、気持ちの良い風が吹くこの季節、健康でお過ごしですか?
4月から、入学・就職・転勤・転居など、新しい生活をスタートした方も多いことでしょう。
慣れない環境や人間関係に、早く溶けもうと緊張し、ストレスや疲労を溜め込んでいませんか?これが原因で「五月病」を発症することがあります。 |
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○「やる気が出ない・・・」「なんとなく、会社に行きたくない・・・」
初めての一人暮らしや慣れない人間関係によって、人は無意識のうちに、緊張して疲れを溜め込んでいます。
そして、5月の連休明け頃から、急に生活が落ちつき始め、「やる気が出ない」「なんとなく会社(学校)に行きたくない」などの症状が現れることがあります。
これを一般的に「五月病」、医学用語で「適応障害」と呼びます。新入社員が社会生活に慣れてきたころ発症する症状を「六月病」と呼ぶこともあり、5月に限ったことではありません。 |
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○五月病を発症する前に・・・
初めての環境でストレスを感じるのは、「失敗したくない」「頑張らなければ」と真面目に取り組んでいる証拠であり、決して悪いことではありません。
真面目で几帳面な性格の人がかかりやすいとよく言われています。
失敗しても思いつめずに考え方を変えてみましょう。初めは誰でも失敗するものですから、焦らないことが大切です。
また、五月病を未然に防ぐには、日頃からストレスを溜めないのが一番の方法です。あなたの好きなストレス解消法を実践し、気分転換をしましょう。
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○症状が良くならない・・・
スポーツ、読書、おしゃべり、散歩、充分な休息、ゆっくりお風呂に浸かる・・・など、気分転換にはいろいろな方法があります。
気分転換したつもりなのに、症状が良くならない・・・そういう場合には、お薬で治療する方法もありますので、心療内科などの医師の診察を受けてみてはいかかでしょうか。
考え過ぎないで、あなたに合った気分転換や治療で、新生活を元気に乗り切りましょう。 |
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