○熱中症を予防するために
日常において最も大切なことは、こまめな水分補給を行ない、脱水症状をおこさないように気をつけることです。
すばやく体内へ水分補給を行なうには、「水」よりも「経口補水液」やスポーツドリンクなどの「イオン飲料」が適しています。特に小さなお子様向けには、「経口補水液」をおすすめします。
熱中症を予防するためには主に次の事に注意しましょう。
○暑い時期の運動はなるべく涼しい時間帯に行うようにし、急な激しい運動は避ける
○休憩とこまめな水分補給を行う
○徐々に暑さに馴れるようにしていく(暑熱馴化)
○具合が悪くなったら、すぐに手当てを行い涼しい場所で体を冷やす
その他にも、過去に熱中症にかかったことのある方や、体調がすぐれない・寝不足状態などは熱中症にかかりやすい原因となりますので、注意しましょう。
熱中症にかかりやすい気象条件や環境があります。
○前日までに比べ、気温が急激に上昇した日
○梅雨明けをしたばかりの頃
○気温はそれほどでなくとも、湿度が高い場合(例: 気温20℃、湿度80%)
○アスファルトなどの人工面で覆われているところや草が生えていない裸地、砂の上などの場合
○普段の活動場所とは異なった場所での活動(涼しいところから暑いところへなど)
○休み明け、活動の初日
○活動が連日続いた時の最終日前後 |